新型コロナウイルスにより生活スタイルや考え方など様々な物事が変化しました。そのうちの一つが出社時に検温した体温を伝えるという習慣が根付いたという事でしょう。しかしこちらの習慣も慣れてくるとしっかりとした検温を行う事が疎かになってしまいます。こちらの記事では出社時に検温を行うシステムを紹介します。
コロナ禍での出退勤はどのような方式で行うのが適切でしょうか。従来からあるタイムカードのような方式は不特定多数の社員がふれるため感染症対策の観点からもおすすめはできません。ポイントは社員がどこにも触れることなく出勤を確認できるシステムを選ぶ事です。
その解決法として「顔認証による出退勤」の導入が今後は主流になっていくと考えられます。
事前に社員の顔を登録することにより、カメラの前に顔をかざせば本人確認が完了。そのまま勤怠システムに出勤時間が反映されます。
顔認証システムを勤怠管理に導入する場合、どのような機能が必要になるでしょうか。以下、勤怠管理に顔認証を使用するうえで必要な機能を解説します。
顔認証が正確に素早く行えることが大切になります。顔の読み取りが正確でない、または遅い場合、会社の前に列ができてしまうと密集した状況を作ってしまいます。
出社時にマスクを外して顔認証し出勤を確認する、という場合、マスクを取ったままデスクについて雑談を始めてしまう。ということも考えられます。
そのためマスクを着けたまま本人確認が可能なシステムを導入する必要があります。目元の特徴を捉え本人確認を素早く行うためには精度の高いシステムを導入する必要があります。
出勤時に検温を行えるシステムであれば自宅での検温を忘れ、現在の体温がわからない。また虚偽申告などを防ぎ、正確な体温を把握することが出来ます。
オフィスの電話から勤怠管理まであらゆるオフィスシステムを搭載する「MOT」シリーズで27,000社を超える導入事例を持つ「株式会社バルテック」が販売を開始した「MOT勤怠管理」と株式会社データスコープの「顔認証・温度検知技術」を連携し、顔認証で勤怠確認し、同時に検温。温度をクラウド上に自動反映するシステムを開発しました。
成田国際空港などにも採用されている精度の高いシステムであり出社時の顔認証が約1秒で完了します。マスクを着けた状態でも本人確認ができるため、出社のたびにマスクを外す必要がありません。
出社時にマスクを外している場合顔認証出勤時にアラートで警告を鳴らします。さらに鼻まで覆っていない場合にも警告が鳴るため感染拡大をしっかりと防ぐことが出来ます。
通常の白い不織布マスクだけでなく色つきのマスクなどの場合でもマスクとして検知することが可能です。
顔認証での出勤確認と同時に社員の温度をその場で計測、記録します。温度が高い状態で出社した場合その場で警告アラートがなります。
温度を申告制にしてしまうと、虚偽の報告を行う可能性また、移動中に体調が悪くなった場合などにもその場で正しい温度を計測することが出来ます。
37.5℃以上など設定を上回った場合は問診内容をクラウド上の管理画面に記入することも可能です。
クラウド型勤怠管理システム、顔認証機能に加えてセキュリティ入場ゲートと連動させることが可能です。高温検知した社員、マスク未着用の社員の出社を強制的に防ぐことが出来ます。
このセキュリティゲートの設置で関係者以外の侵入を防ぐセキュリティ機能としても活躍します。
これらの機能を活用することによりコロナ禍でも安全に、ストレスのない出退勤管理が可能になります。
詳細については下記のリンクをご覧ください。
「MOT勤怠管理」+「顔認証セキュリティゲート」の詳細はこちら
「MOT勤怠管理」は顔認証や入場ゲートとの連携以外にも様々な機能を搭載しています。
「MOT勤怠管理」は入場ゲートとの連携以外にも勤怠管理に必要な豊富な機能を兼ね備えています。
出退勤情報はスマホでアプリをタップすればクラウド上でリアルタイムに更新されるため、出社していない社員や、退勤時間になっても退社していない社員は一目で確認することができます。
残業申請や承認もスマホで完結することが可能です。毎月の残業時間が超過した場合は自動でメッセージが届くため過剰残業を防ぐこともできます。
更に有給申請や時差出勤の対応も可能で様々な働き方に対応することが出来ます。
「MOT」シリーズは元々PBX電話アプリとして開発をスタートしているため、打刻アプリを利用して社内の内線通話を無料で行う事が可能です。テレワーク中の社員と出社している社員のコミュニケーションを円滑にすることが出来ます。
さらにオプションで外線発信時に会社の電話番号でコールすることも可能になるため、在宅で顧客対応をする際も自分の携帯番号を使用する必要はありません。
未退勤の場合に着信機能と連動し、自動メッセージが流れるアラートを着信させることもできます。
在宅でスマホで打刻、または出張先などでの打刻する場合も「MOT勤怠管理」の場合GPSで位置情報を記録することができます。直行直帰など場所の記録があいまいな場合もしっかりと社員の位置を把握できます。
「MOT勤怠管理」については下記もご参照ください。
コロナウイルスがほぼ収束している現在も出社時に検温をするという習慣は残るかもしれません。そのためにも素早く正確に出社時の体温を把握することはとても大事な要素の一つです。